高齢者の就業状況~総務省「統計からみた我が国の高齢者」より~(2026/10/22)
◆総人口に占める65歳以上の割合は29.6%で過去最高
総務省は9月20日、統計からみた我が国の高齢者のすがたについて取りまとめ、公表しました。これは毎年、敬老の日に合わせて公表されているもので、統計をもとに高齢者の人口や高齢者の就業の状況についてまとめられています。
人口推計(9月15日時点)による65歳以上の高齢者の人口は3,624万人(前年比2万人増)で、総人口に占める割合は29.6%と、過去最高を更新しました。
◆65歳以上の就業者数は943万人で過去最多
また、労働力調査による2025年の65歳以上の就業者数は22年連続の増加で、943万人となり、こちらも過去最多でした。65歳以上の就業者の割合も13.8%と過去最高で、就業者のおよそ7人に1人が65歳以上となる計算です。
就業率は65~69歳が54.5%、70~74歳が36.2%、75歳以上は12.6%で、いずれも過去最高となっています。
◆雇用形態別・年齢階級別の割合
65歳以上の就業者を雇用形態別・年齢階級別にみると、正規の職員・従業員数は、65~69歳が76万人(10年前に比べ15万人増)、70~74歳が37万人(同16万人増)、75歳以上が27万人(同15万人増)となっており、非正規の職員・従業員数は、65~69歳が213万人(同32万人増)、70~74歳が142万人(同76万人増)、75歳以上が91万人(同71万人増)となっています。
◆労働者の高齢化を見据えた対策を
労働者の高齢化は、今後も進行していくことが予想されます。雇用管理の面からも、高齢者の増加を見据えた対策がますます必要になってくるでしょう。
【参考】
総務省統計局「統計からみた我が国の高齢者-「敬老の日」にちなんで」