「飲食店向けカスタマーハラスメント対策ガイドライン」が策定されました(農林水産省)(2026/3/24)
◆カスタマーハラスメント対策の動向
近年、顧客や取引先からの不当・悪質なクレーム、いわゆるカスタマーハラスメント(以下、「カスハラ」という)が社会的な問題となっていることを受け、労働施策総合推進法が改正され、令和8年10月からは、事業主にカスハラ防止措置を講じることが義務付けられます。
関係省庁連携会議が設置されるとともに、対策マニュアルやガイドライン等も公表されており、『カスタマーハラスメント対策企業マニュアル』(令和4年:厚生労働省)、『業種別カスタマーハラスメント対策企業マニュアルスーパーマーケット業編』(令和7年3月:厚生労働省)などがあります。
そして令和8年2月、農林水産省より「飲食店向けガイドライン」が公表されました。
◆本ガイドラインの概要
本ガイドラインでは、以下の内容がまとめられています。
・経営者や店長・責任者の役割と対応
・カスハラの判断基準
・カスハラの予防策
・お客様の尊重
・カスハラ対応の実践ヒント集
・飲食店の取組事例
飲食店従事者や経営者向けの内容を網羅した「詳細版」と、現場ですぐに活用できるよう要点をまとめた「ダイジェスト版」の2種類があります。
あわせて、本ガイドラインにおけるカスハラの7つの類型(暴力、侮蔑・暴言、恐怖・威圧、無関係・不当要求、長時間化、繰り返し、コミュニケーション不成立(非協力))ごとに、対応例の動画も作成されています。
研修資料としても活用できるため、自社の体制づくりの参考にするとよいでしょう。
【参考】
飲食店向けカスタマーハラスメント対策ガイドラインを策定しました
https://www.maff.go.jp/j/press/shokuhin/gaisyoku/260227.html